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設立趣旨・定款

設立趣旨

1 趣旨
環境危機と言われて久しい時代となっており、スローライフやロハスといった考え方が提唱されるようになってきています。
とはいえ、環境 に配慮した暮らし方はまだまだ身近なものではなく、部分的に取り入られつつある状況であると言えます。
地球資源の観点などからは、あと人類は数世代存続できるかという悲劇的な予測もされています。
暮らしに目を移しても、コミュニティの崩壊や”切れる”子どもの増加といった漠然とし た不安からも、
このままの暮らしを続けていくことには限界があることは あきらかです。私たちの身体そのものに目を移しても、
視覚偏重のなかで、 嗅覚や味覚、触覚といった”五感”の能力が退化していることも憂える事態で す。
食べ物や暮らし方、移動手段など、身体を基点とした所作から暮らし、 コミュニティ、地球へとつながる
同心円の輪をいまいちど見直し、”本物の” 体験に基づく暮らしの作法を求めていくことは、
とても大切なことではない でしょうか。
環境に配慮した”本物の”暮らしの作法とは、決して画一的なものではないと考えます。
私たち人間が暮らしてきた生活文化にひそむ、多種多彩な環境とのかかわりあいという作法を重視し、
あらためて見直していくことが大切ではないでしょうか。
このような取り組みを楽しみながら学び、実験し、共 有していくことで、
環境の世紀における暮らし方の作法を学びあうプラットフォームづくりに取り組んでいきたいと考えます。
また、このような活動は、継続的な運営と共に、社会全体もこのような意 識を持つことへの意義も込めて、
コミュニティビジネス的に展開することを 実行していきます。
同時に、このような事業を実施していくことは、次の時 代を担う若い世代にとって実践学習の場を提供することにもつながります。
発想の豊かさだけではなく、それを経営的にも実践していくことは、
自らの 意思と行動で社会的価値を創造できる人材の育成にもつながると考えます。

以上より、知識ではなく身体からはじめるという意味を込めて、
五感と環境をつないだ生活を「五環生活(ごかんせいかつ)」と名付けました。
また、 5つの「環(かん)」として、身体の「感覚」、体験としての「観光」、
シンプ ルライフとしての「簡素」、交流の場としての「歓待」、そして「環境」という意味も含んでいます。
五感+環境+暮らしをコンセプトとして、本物の暮らしの作法を楽しみながらさまざまに体験し、
社会に定着させていくために、特定非営利活動法人五環生活の設立をここに宣言します。

2 申請に至るまでの経緯
2002年9月に「ひこね自転車生活をすすめる会」が設立され、自転車利用の啓 発促進を目的とした活動を積極的に展開してきた。
2002年7月に設立された「近 江中山道を楽しむ会」は、中山道旧宿場に残る歴史文化的な体験メニューの調査 およびその提供活動を積極的に実施している。また、滋賀県立大学近藤研究室では、「熊野古道五感マップ」や「五感つうしんぼ」といった身体の五感を重視し た環境学習のツールの開発やワークショップの提供などを続けている。

このような分野、地域ごとの活動が展開されていくなかで、行政や企業、諸団体からの依 頼や委託事業なども団体ごとに受けることも多くなってきている。
一方、滋賀に おいても環境のライフスタイルに関する実践的な取り組みに関する活動は盛んなものの、
情報は散財しており、せっかくの貴重でユニークな情報が市民に広く共 有されているとは言い難い状況である。
そこで、これらの活動にかかわる会員有志や関係者、学生の中から、企画や事業 運営等が個別に実施されている状況よりも、
プラットフォーム的に集約して交流 ・運営することで、自転車と中山道、
五感とアートといった新しい視点を生み出 すような相乗効果や、さらなる事業展開の可能性を期待する声が高まってきた。

そこで2006年4月に、活発かつ安定した活動運営を維持するためには、法人化し た運営組織をつくり、
活動を積極的に事業化、支援実施すべきと判断し、定款や 事業・資金計画等の準備を始めた。
2006年7月13日、設立総会を開催。設立の趣旨、定款、設立当初2年間の事業計 画・収支予算などを審議の上決定して、今次の申請に至った。

2006年7月13日

特定非営利活動法人五環生活 設立代表者
近藤 隆二郎

定款

定款


2012-04-02 (月) 22:22更新