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五環生活の最近のトピック

No.126の記事

「新年のご挨拶」
      事務局 2007年01月04日(木)10:29

五環生活にかかわっていただいている皆様へ

あけましておめでとうございます。自宅でおせち料理をお重に詰めたり、新年の水汲みやスルメ昆布を食べる風習(長崎)なども身近に失われつつありますね。羽子板の音などは皆無に等しいのではないでしょうか。着物も何年も着ていません。。。

さて、昨年立ち上がり、NPO法人となりました五環生活も、今年、初年度を終えて二年目に入ることになります。ミッションという物語づくりの共有化や組織運営、財政面、拠点問題などさまざまな課題が待ち受けております。私を含めて事務局スタッフもいろいろな意味でまだまだビシッとした「芯」がすっと通っていない点も見受けられます。

とはいえ、五環生活という名のもとにさまざまな方々にかかわりをもっていただき、昨年にもいろいろなことをさせていただいてきました。また、組織としても、集まった塊としてどのように有機的に動けるかも試行錯誤しながら、組織文化を醸成していくような芽が出つつあります。

そして、今年2007年にもさまざまな事業が予定されています。ベロタクシー事業も本格運行を迎える予定です。五環スロー人事業や宿楽、百彩、五環講座といったことも企画されています。課題であった拠点場所も候補があがってまいりました。
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このような方向で今年はいよいよ本格的にかつ怒濤に事業が進むことが予想されます。そこで、今年は次の二つのことを具体的な目標として掲げておきたいと思います。

●「あなたにとっての五環生活とは?」

事業先行型で進んで来ておりますので、もっとミッションに準じた「五環生活」という暮らし、ライフスタイルについて私たち関係者自らが考え、試行し、体験し、学んでいきましょう。それこそ、衣・食・住から広がる同心円状の暮らしという輪の中で“五環生活らしい”要素はいろいろとあるはずです。かけらでも断片でもおもしろいと思ったことを集めて共有化していきましょう。事業を進めつつも、自分たちの暮らしにフィードバックさせながら、今年の終わりには「私が考える五環生活」を各人が語ることができるようになりたいと考えています。

●「五環生活としてのプロ意識を!」

どうしても類似事例をまねてしまうことが多いです(真似から入るのは悪くは無いけれど)が、五環生活ならどうする?五環生活らしい方法とは?といったことも常に頭に置いておきたいと思います。また、うまい料理には下ごしらえが肝心と言うように、事業の裏にある大切な事業推進の作業スキルを磨きましょう。テキパキとじっくり寝かした素材を用いて、メリハリをつけた仕込みの上で、五環生活らしいうまい料理を提供していこうではありませんか。常に自己を振り返りながらAspirationを持ち、プロフェッショナルと呼ばれるような人になることを目指しましょう。

本年もよろしくお願いします。

        特定非営利活動法人五環生活
        代表理事   近藤 隆二郎

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