3月1日(土)、旧大津公会堂3階ホールにおいて、
『サイクルツーリズムによる地域活性化をめざして
「自転車観光推進地域交流フォーラム」』を開催し、
関西以外からも自転車に関係する方、観光に携わる方、
地域づくりを進める方など 100名の定員を越える申込みがあり、
さらに遠くは 東京や千葉から何名も参加されるなど、大盛況でした。
フォーラム概要
日本のサイクルツーリズム先進地のしまなみ海道、関西で自転車好きの登竜門と
なっているびわ湖(ビワイチ)、淡路島(アワイチ)でサイクル ツーリズム促進に取り
組まれている方、そして奈良を拠点に各地でツアーを実施されている方をお招きし、
サイクルツーリズムのさらなる発展のた めに情報交換・交流を行いました。
まず、日本のサイクルツーリズム先進地のしまなみ海道でガイドを務める
宇都宮一成氏が「しまなみ海道の自転車観光への取り組み」と題し、
ご自身の自転車との関わりから、しまなみ海道での取組について、
映像を交えわかりやすく話していただきました。
ツアーガイドは周りの人を楽しま せて、盛り上げて行くことが大事だということ。
そして地域の人と繋がりを作って、その地域でしかできないことで
お客さんをおもてなししていくことが大切ということを語られました。
宇都宮 一成 氏(NPO法人シクロツーリズムしまなみ)
NPO法人シクロツーリズムしまなみポタリングガイド歴5年。
10年の歳月をかけたタンデム自転車による夫婦世界一周旅行で培った
感性と観察眼で、誰も気付かなかったしまなみ海道の魅力を発掘。
多くの人にしまなみ海道自転車旅を楽しんでもらおうと奮闘中。
講演に引き続き、関西で自転車好きの登竜門となっているびわ湖(ビワイチ)、
淡路島(アワイチ)でサイクルツーリズム促進に取り組まれて いる岩橋氏、
そして奈良を拠点に各地でツアーを実施されている杉野氏方をお招きし、
サイクルツーリズムについてそれぞれの立場で語っていただきました。
岩崎 知巳 氏(一般財団法人淡路島くにうみ協会)
一般財団法人淡路島くにうみ協会事務局次長兼総務企画課長
1985年に兵庫県職員となり、2009年から兵庫県淡路県民局で観光行政を担当、
淡路島ロングライド、サイクリングマップ、自転車用道路標 識等に関わる。
2012年から一般財団法人淡路島くにうみ協会に出向。
杉野 耕造 氏(サイクリングツアーズジャパン 代表)
自転車旅専門の旅行会社「サイクリングツアーズジャパン」(奈良市)代表
30年間のメーカー経験から、日本において自転車のソフト面の貧弱さを痛感し、
自転車旅専門の旅行会社を設立し、奮闘中。
近藤 紀章(NPO法人五環生活 代表理事)
滋賀県立大学大学院環境科学研究科博士後期課程単位取得退学後、滋賀県立大学
地域づくり教育研究センター研究員を経て、NPO法人五環生活代 表理事・聖泉大
学講師。専門は環境社会システム。現在は彦根市をはじめとする滋賀県内で、自
転車を中心としたまちづくりにかかわっている。
書き起こし PDF ファイル
フォーラム全文については、
こちらのファイルをご覧ください。 サイクルツーリズムシンポ
映像 公開
フォーラムのビデオを次のアドレスで公開中です。
YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=-Qe9pBUuhR0&feature=c4-overview&list=UUCnjQHRJn-_OrkhHf0VrEaA
USTREAM
http://www.ustream.tv/recorded/44446414
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2015-03-04 (水) 11:48更新