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No.1976の記事

「五環暮楽部〜田んぼ体験〜《草取り合宿×坐禅&ミニまっくらカフェ》開催しました!」
      イベント報告 2009年06月28日(日)03:30

6月27日(土)〜28日(日)、田んぼ体験《草取り合宿+坐禅&ミニまっくらカフェ》をおこないました!


2日間とも、よく晴れましたね〜☆雨に降られることもなく、太陽に愛された草取り合宿でした。
一日目は雨が降るといわれている、太陽の環・日傘がきれいに出ていたのですが。晴れ男or晴れ女が参加者の中にいらっしゃったようですね〜・v・

今回は、だいたい15人前後でのイベントになりました☆
田植えに参加して、今回が二度目、という方が多くいらっしゃいました♪
途中参加や、半日だけの参加と、それぞれが参加しやすい形で、2日間かかわっていただきました☆

さて、今年の田んぼ、二回目の草取りです。やはり大分草が田んぼを繁茂しておりました。まさに草取り退治日和です!
一回目の草取りでは使用しなかった、デストロイヤーこと除草機も登場★
カエルが苦手なSさんは、飛び出してくるカエルに驚きながらも、がんばってくださいました。

そうこうしているうちに、お昼です。
今日は暑かったので、テント下での昼食となりました。
作るのに手間取り、みなさんをお待たせしてしまいました>_<
以下、メニューです♪
●鯖素麺
●丁子麩(ちょうじふ)の芥子和え
●インゲンの胡麻和え
●胡瓜と茄子の糠漬け
●おにぎり

→鯖素麺は湖北地方に伝わる郷土料理です。湖北には「五月見舞い」といって、農繁期である5月に農家に嫁いだ娘を気遣い、実家から焼き鯖を送る風習があったそうです。
その鯖と素麺を炊き合わせて作る鯖素麺は簡単で、ボリュームがあり且つのどごしがよく、忙しい嫁泣かせの料理だったとか。
作る際、素麺の量を見誤ってしまい少し余ってしまいました…が、次のお昼に有効活用いたしました☆
→丁子麩は滋賀県独特の麩。きゅうりなどとからし酢味噌で和えたもので、夏にピリリと美味しい♪
→インゲンの胡麻和え・胡瓜と茄子の糠漬けはすべて、地元のおばちゃん自家製!!インゲン・胡麻・胡瓜・茄子はお家で育てたものを使い、糠に漬けるのももちろんご自宅で★
安心と美味しさが詰まったぜいたく品でした♪
→そして、おにぎりはいつもの壮一郎さんのお米を、湧き水で浸し、羽釜で炊き上げました。スタッフMちゃんの傑作です!
今回が今年一番上手に炊けていました★田植え体験の父・Hさんも「美味しい!」と絶賛してくださいました♪

お昼の後も、ボチボチ草取りの続きをがんばりました!暑さのせいか、午後は少しペースダウン、という感じでしたが、それでもこの日は田んぼの5分の3ほど、草取り終えることができました。
3時半ごろに終了。お疲れ様でした☆

さて、草取りの次はお待ちかねの坐禅です!坐禅から参加される参加者を新たに3名迎えまして、坐禅に出発です。
田んぼから車で走ること役10分、坐禅堂がある洞寿院に到着です。自然の美しいお寺です♪
少し標高が高いのか、ひんやり涼しい☆
まずはご住職から坐禅について説明を受けました。他にも、曹洞宗のお話など、色々とお話を聞かせてくださいました。

そしていよいよ坐禅の始まりです!
一人ひとり順番に坐禅堂のなかへと進んでいきます。
坐禅は、宗派によってやり方が違うそうですが、曹洞宗の坐禅は、壁と向かいあって坐禅を組みます。
坐禅中は、目を閉じても、よそ見をしてもいけない。ひたすら壁だけを見つめて坐禅のポーズを取ります。
これが結構むずかしい!しかも坐禅は瞑想とは違い、何も考えてはいけない。と思いながら、考えてはいけないということを考えていたり、、
そんななか、突然バシーンッとびっくりするほど大きな音が・・・!どうやら誰かが警策(棒で肩を叩くこと)を打たれたようです。
その瞬間、お堂のなかの空気が凍りついたように思えました。きっとこの瞬間誰もが警策を受けたくないと心から思ったことでしょう・・・
しかし、それからしばらくは警策の音は聞こえず。
最後になって、ひとりずつ軽くパシッと警策を打っていただきました。
後で聞いた話なのですが、あのバシーンという大きな音は、私たちを緊張させるためにわざと出した音で、誰かを叩いたわけではなかったそうです。
にしても本当にびっくりした〜。
もちろん、怖いだけでなく、癒しの時間でもありました。坐禅堂のなかはシーンとしているので、鳥のさえずりや風の音がよく聞こえます。
とても静かなこの空間にとっても癒されました♪
坐禅をしていた時間は20分。
しかし、私にはもっと長くしていたように感じました。参加者のなかにはあっという間だったという方も。
同じように坐禅をしていても、感じ方は様々なのですね。
坐禅後は、しばらくご住職を交えておしゃべりの時間をとりました。お茶とお菓子をいただきながら、みなさん楽しくおしゃべりされていました☆

その後、洞寿院を離れ、この日お泊りする森林文化交流センターへと向かいました。
着いたらさっそく、今日の疲れをお風呂で流していただきました★
こちらの都合上、お風呂がひとつしか使えなかったため、男女交代で入っていただきました。
後で入っていただいた男性陣のみなさまには、お待たせすることになり申し訳なかったです。

さぁ、ひとっ風呂浴びたあとは、美味しい御飯とお酒ですよね☆
夕食メニューは、郷土料理に華を咲かせてみました〜
●ダチョウの燻製
●わかさぎの天ぷら
●鮎の塩焼き
●八杯汁
●白和え
→ダチョウの燻製はダチョウの美味しさを最大限に引き立てる食べ方なんだとか♪
余呉で飼育しているダチョウの肉を使いました!今や余呉の名産ですね。野良師・壯一郎さんのお手製です♪
→わかさぎは、余呉湖でこの日のお昼にとれたものです☆
→鮎の塩焼きはあゆやのきむらやから仕入れた鮎です!琵琶湖の品をもう一品と思い、チョイスしました。
→八杯汁は東北地方の精進料理です。一丁の豆腐で、8人分作れるということから八杯汁と名づけられたそう。豆腐以外にもたくさん具材が入っているのが特長です。
あまりに美味しくて八杯(たくさん)おかわりできてしまうことから名づけられたとも言われています。

みんなでひとつのテーブルを囲んでワイワイガヤガヤとお食事しました♪♪
ビール等をいただきながらの食事タイムはびっくりするほど盛り上がり、このまま朝まで飲み明かそうー?!ぐらいの勢いだったのですが・・・
飲みは一旦ここでストップ。盛り上がっていたところを申し訳なかったのですが・・・
もうひとつのお楽しみ「ミニまっくらカフェ」を始めたいと思います★

今回は、まっくらカフェの縮小版という形で行いました。
目隠しをして、4つの食べ物を食していただきました。
照明を消し、キャンドルだけの灯りのなかで、ミニまっくらカフェのスタートです☆
キャンドルは滋賀県立大学の学生団体「あかりんちゅ」提供のエコキャンドルです。
幻想的ないい雰囲気です♪
参加者の手元には、目隠しの道具が。まっくらカフェをご存知ない方がほとんどだったので、みなさん何をするか分からずドキドキのご様子。
まずはまっくらカフェ担当スタッフから、まっくらカフェ・あかりんちゅの説明をした後、、
スタッフが静かに参加者の手元に食べ物を運びます。
食べていただいたメニューは以下の通り。
・市販のチンしてできるご飯と、野良師・壯一郎さんのお米をつかったご飯の食べ比べ。
・丁子麩(ちょうじふ)のきなこと黒蜜添え
・ほっこりカフェ朴さんのクッキー(レーズン入りにんじん味・よもぎ味)

丁子麩はお昼に一度食べていただいたので、分かるかな?と思っていたのですが、食べたものが丁子麩だと誰も当てることはできず。
クッキーも、言われてみれば分かるけど・・・という方が多かったです。当てるのは難しかったかなー。
それでも初めてのまっくら体験、楽しんでいただけたようでした☆

ミニまっくらカフェ後は一時解散という形をとりました。
外でホタルが飛んでいる!ということで、ホタルを見に行かれるかたも。
しばらくしてから、お酒を飲みながらの親睦会が自然に始まりました。
お酒は野良師さんのお米でつくっている「天地の唄」・そのお酒の製造元の富田酒造さんのものをいただきました♪
みなさんそれぞれの想いを語り合いながら、夜は更けていきましたとさ☆(スタッフは全員途中で脱落してしまいましたが・・・)

次の日の朝はみなさんに協力してもらって片付けをして、草取りに向かいました。
長い2日間もこれでラストです!みんなでがんばろ〜
ある人は顔に泥をつけて泥パック状態で草取りをしたり、デストロイヤーを使ったり、
打ち解けた分、昨日よりもさらに楽しく作業をこなしてくださいました。
草取りが端っこまで行き着き、取り残した雑草を取りきったところで・・
草取り終了です!!暑い中、本当にお疲れ様でした。

五環生活のイベントとしては、これで終わりでしたが、野良師さん企画の炭焼き体験が午後からあり、何名かは引き続きご参加されました。


今回の合宿は多くの場面で、参加者に盛り上げていただきました。
おかげで、とっても楽しい雰囲気のイベントになりました☆
本当にありがとうございました!
次回のイベント・稲刈りで、がんばった草取りの結果が分かります。
9月の稲刈りが楽しみですねー♪

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